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耐震診断|Earthquake-proof diagnosis

的確な耐震診断には、精度の高い建物調査が欠かせません。ラックランドでは、コンクリート建物調査で高い技術と数多くの実積を誇る専門会社オリジナル設計株式会社(OEC)と提携して高精度の非破壊調査を実施しております。また、調査結果を3次元図化し、一目で建物の状況がわかるような形でご提示します。

精密な非破壊調査

非破壊調査とは、文字通り建物躯体を傷つけることなく、コンクリート内部を探査する方法です。非破壊調査にはいくつかの手法がありますが、そのなかでも「弾性波レーダシステム」は構造物の内部欠陥やコンクリート表面の劣化、亀裂の深さを迅速かつ的確に調べることができる優れた方法です。

iTECS(弾性波レーダーシステム)

コンクリート内部を伝搬する弾性波を解析することで、「コンクリート内部強度指標」「表面の劣化」「ひび割れの深さや剥離の状態」「コンクリート内部の欠陥」を検知するシステムです。
システムはインパクタ、センサーブロック、アンプ部と制御用パソコンで構成されています。インパクタでコンクリートの表面を打撃し、得られた反射波を加速度センサーで受信することで、コンクリートの厚さ・圧縮強度の測定および内部欠陥の有無を的確に判断します。

システムの特徴

■測定が簡単
センサーブロックを測定面に軽く押し付けて打撃するだけの簡単測定。
■多機能
コンクリートの厚さや内部状況、表面劣化指標の算出、強度測定が可能。
■高精度
コンクリートの厚さ、不連続面の測定誤差は5%以下。
非破壊調査写真

電磁波レーダー

鉄筋コンクリート内部を伝搬する電磁波を解析することで、建物の内部の鉄筋を把握する方法です。エンコーダーの付いたアンテナをコンクリート構造物上で走査し、得られた電磁波の反射波を合成することによって、鉄筋位置や間隔、深さを測定します。

電磁波レーダー

診断結果を「見える化」

非破壊調査の解析データは膨大な数字の羅列であり、専門知識がないとさっぱりわかりません。そこで、私たちでは「3次元設計システム」を使って、一般の方々にも劣化状態などがわかるように3次元図化(見える化)します。
「見える化」の流れ
  • 1.設計図書等をもとに、建物の3次元モデルを作成
  • 2.目視調査などをもとに外壁等の劣化状況を把握
  • 3.弾性波レーダーなどでコンクリート内部の状況や亀裂の深さを調査(非破壊調査)
  • 4.2~3の調査結果を1に落とし込んだ3次元図を作成(結果の「見える化」)

弾性波レーダーの波形データで内部の欠陥を診断

コンクリート内部に問題があるかどうかは、弾性波のデータでわかります。写真1が内部に問題のないデータ、写真2は内部に欠陥があるデータです。

写真1.内部に問題なし写真2.内部に欠陥あり

3次元図で問題箇所を「見える化」

非破壊調査の診断結果を3次元図で表示します。
解析数値や2次元の図面と比べて、3次元図は専門知識がなくても、どこにどのような欠陥や劣化があるかが一目瞭然です。

劣化状況図補強イメージ図

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