TOP>耐震診断
コンクリート内部を伝搬する弾性波を解析することで、「コンクリート内部強度指標」「表面の劣化」「ひび割れの深さや剥離の状態」「コンクリート内部の欠陥」を検知するシステムです。
システムはインパクタ、センサーブロック、アンプ部と制御用パソコンで構成されています。インパクタでコンクリートの表面を打撃し、得られた反射波を加速度センサーで受信することで、コンクリートの厚さ・圧縮強度の測定および内部欠陥の有無を的確に判断します。
鉄筋コンクリート内部を伝搬する電磁波を解析することで、建物の内部の鉄筋を把握する方法です。エンコーダーの付いたアンテナをコンクリート構造物上で走査し、得られた電磁波の反射波を合成することによって、鉄筋位置や間隔、深さを測定します。
|
コンクリート内部に問題があるかどうかは、弾性波のデータでわかります。写真1が内部に問題のないデータ、写真2は内部に欠陥があるデータです。
非破壊調査の診断結果を3次元図で表示します。
解析数値や2次元の図面と比べて、3次元図は専門知識がなくても、どこにどのような欠陥や劣化があるかが一目瞭然です。